インクジェット印刷でできる特殊加工
のぼり旗インクジェットは、1色ずつ刷るスクリーン印刷とは異なり、
一度に何色も印刷することができます。
また、スクリーン印刷のように版を作る必要がないために
少数枚からでも作成することができるメリットがあります。
製品自体に関しても、グラデーションや写真入りのデータも使用することができ、
様々な製品に仕上げることができます。
のぼり旗インクジェットは、1枚からでも作成できるために
店舗PRやイベントなど様々なシーンで利用されていますが、
特殊加工を施すことで、より高い集客効果を期待することが
できるようになります。
のぼり旗インクジェットは多くの業者が取扱を行っており、
提供される特殊加工としては、
代表的なものとしてまず三巻縫製があります。
三巻縫製は、周囲をヒートカットした後に更にのぼり旗の周囲を2回折込み、
ミシンで縫い上げることをいいます。
のぼりを長持ちさせるために行われ、種類としては、上下2辺を
三巻縫製する上下三巻縫製、
縦横2辺をL字型に三巻縫製する
L字三巻縫製、ポール側でない3辺を三巻縫製する
三方三巻縫製、最も耐久性に優れている周囲すべての辺を三巻縫製した
四方三巻縫製の4つのタイプがあります。
また、より、スッキリとした印象を与える袋縫い加工が
行われることもあります。
本来チチで対応する箇所を袋加工することでポールを通すことになり、
風による巻き上がりを少なくできるメリットがあります。
のぼり旗インクジェットでは、生地そのものに特殊加工が
必要とされる場合があります。
ガソリンスタンド、商業施設や公的機関、その他
不特定多数の人が集まる場所等、消防法によって
定められた場所へののぼり設置は防炎加工が施された製品であることが
義務付けられており、この場合、防炎認定シールが個別に貼付けされた
製品のみが使用可能となります。